厦门旅行（23年11月）

今年の有給休暇も全ては消化しきれそうになかったので、11月の週末に金曜有給つけて2泊3日の日程で福建省厦門へで旅行に行ってきました。いつかは見たかった土楼巡りが今回のメインテーマ。北京と違ってこの時期の厦門は半袖でも十分いける気候。やっぱり南方は暖かくて良いですね。厦門は海もあって綺麗だし台湾っぽい（古い日本の感じ）もあって住みやすそう。将来もし中国で老後を過ごすなら厦門もありだなぁ〜

コロンス島（鼓浪屿）

厦門へ来たら絶対訪れるべきコロンス島へ。ここは2007年に初めて自力で中国で個人旅行した際に訪れて以来二度目の訪問。前回の記憶はほとんどないが結構坂道を登ったイメージだけは残っている。フェリーに15分ほど揺られ島に到着。平日金曜日だったけど旅行客が思ったより多い。スーツケース持っているカップルが多かったのでみんな島に一泊するようだ。実際島内には民宿が結構多いようだった。一般的な観光ルートは丘を登って頂上まで行くようだけど、以前一度登ったことがあったので今回は海沿いをぐるっと周遊しながら中心地の商店街を抜け鄭成功記念館だけを見学。彼は日本人と中国人のハーフなのは知っていたけど長崎平戸生まれなのは今回初めて知りました。当時明と戦争して最後は台湾に逃げたのだけれど39歳と若くして亡くなったんですね。コロンス島は見晴らしも良いので日帰りで散策するには結構オススメ。

フェリーは満席

アッという間に到着

島から眺める本土側。向こう側も島だけどね。

記念館入り口。ちなみに見学は無料でした

元の苗字は石井だったみたい

立派な銅像

記念館は立派な洋館になっている

夜の会食

初日夜は以前の会社の同僚たちと会食。海岸の見える素敵な闽南菜レストランをアレンジ頂く。約4年ぶりの再会と金门高粱酒で飲み会は多いに盛り上がり楽しい飲み会でした〜酔っ払って記憶が最初の45分しか残っていないのが残念だけどね笑。次の日はしっかり強烈な二日酔いに見舞われました。。。

この日の食事場所

これで死にました。。。大陸の白酒ともまた違う酔い方でしたね。

永定土楼

2日目は車を借りて友人と二人で厦門から日帰りで土楼を見に行くことに。厦門から車で1時間半ほど掛けて永定土楼へ。ここは客家の華僑達が共同住宅として土で作ったコミュニティー。まぁマンションみたいなものですね。現在も住宅として使われているが1階部分は観光客用にお土産屋さんになっている。面白いと思ったのはどの土楼にも必ず法院（仲裁所）が設けられていること。小さいコミュニティーなので諍い事で遺恨が残ると建物に火をつけたりすると輩が出るので、すぐ解決して仲裁していたのだそうです。我の強い中国人達がそんな簡単に仲裁できたとは思えないけどねw w w

土楼入り口

壁は約1.5mの厚みがあるらしい

中は同心円で結構入り組んでいる

2階、3階は居住エリアになっていて上がることは出来ない

土楼煙。手作りのたばこ。フィルターあるけどめっちゃキツかった

上からの航空写真

微妙に真円になってないのが味があって良いですね。実際には5角形に近い

姜母鸭

お昼は厦門で有名な姜母鸭さんへ。以前蘇州で食べた時は火鍋タイプだったけど、今回食べたのは生姜で煮詰めたようなタイプ。濃厚な味でご飯が進む系の鴨でした。通販でも売っているようだったので今度自宅でも買って食べてみようかな。

店内はかなり狭かった

砂鍋をガスバーナーでしっかり煮詰めてある

味はめっちゃ濃厚。