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鹿児島旅行3日目(21年2月)

■3日目

この日は鹿児島市から知覧、指宿を目指す。距離的には100kmちょっととそこまでないが結構色々と回って観光して回ったので、慌ただしい一日だった。

  

■城山公園

最初に向かったのは鹿児島市内の高台にある城山公園。当初の予定では島津斉昭の邸宅だった仙巌園に行くはずだったのだが、前の晩焼酎BARの店員さんに休業中であることを聞いたので諦めてここで桜島の景色を見ることに。生憎の曇り空で雄大桜島を拝むことは出来なかった。まぁでも鹿児島市内を一望出来たし公園内も大きな樹木が沢山あって気持ちの良い場所でした。

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天気惜しい

■知覧武家屋敷

 鹿児島市から南へ向かう。1時間半ほど運転して着いたのは知覧武家屋敷。ここは昔の薩摩藩武家(偉いお侍さん)の邸宅エリア。特に出入りを管理するゲートがあるわけではないが、このエリアに入るのは有料となっていて近くの雑貨屋さんでチケットを購入し見学。見事な庭園をそなえた数軒の武家屋敷が約300mほど立ち並んでいる。当時の薩摩藩武家の日常に想いを馳せながら立派なお庭の景色を楽しんだ。 

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周辺の盆栽壁(?)はどこも綺麗に刈り上げられている。

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ある邸宅の庭園。ほとんどのお宅で今も地元の方が住んで生活されている。

 ■知覧特攻平和会館

おそらくは鹿児島へ旅行される方の多くが訪れるであろう場所。ここは元はパイロット訓練学校のあった飛行場で、後に沖縄戦に飛んで行った特攻隊員の拠点となった場所。

過去にも広島や長崎の平和記念館を見学したことがあるのだが、ここはそことは展示の趣が少し異なる。ここから飛び立って戦死した特攻隊員達の遺影や遺書が無数に展示してあって、彼らの出発前の複雑な感情に触れることが出来る。彼らは一体どんなことを想い、ここを飛び立っていったのだろうか。遺書はどの文面も表向き明るいのだが、やはりどこか悲しげな趣を放っている。中でも婚約者の女性に別れを告げる遺書に心を打たれた。彼女に早く別の新しい相手を見つけ幸せな人生を送ってほしいと書いた彼の心情は如何なるものだったのだろう。命の重さや尊さ、生きる意味を考えさせられる場所だった。

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零戦の残骸。こんな小さな戦闘機で軍艦に突っ込んでいった若者達の無念さを想う

 ■枕崎漁港

指宿の旅館に入るにはまだ早かったので、少し遠回りして枕崎漁港へ。お土産(カツオ+黒豚セット)を購入し実家の両親宛てに郵送してもらう。市場では揚げたての薩摩揚げを頂く。普段スーパーで買ってよく食べている薩摩揚げと比べ、大分甘いのに驚き!

 

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西大山駅開聞岳かいもんだけ)

最後に向かったのは日本最南端の駅である西大山駅無人駅なので自由にホームに上がって写真を撮ることが出来る。ホームから見える薩摩富士、開聞岳が立派!鉄道マニアらしき人たちが必死に写真を撮っていた。

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緯度的に言うと上海と同じ位置に当たる。上海って思ったより南にあったんだ。。。

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薩摩富士、開聞岳かいもんだけ) とても形の良い山です

 ■指宿温泉 休暇村

夕方16時頃にようやく宿泊場所に到着。この日の宿は正直「国民宿舎」あるいは「かんぽの宿」みたいなことろで正直部屋の設備やWiFiなどが相当しょぼかったが(なので写真一枚も撮っていないw)併設の蒸し風呂に入れることが出来たのでその点は満足。蒸し風呂は体がポカポカに温まって汗がたっぷり出ると聞いていたのだが、もともと汗かかない体質なのであったかいなぁぐらいの感じでした。横になるので気持ち良かったが、後で砂を落とすのが大変すぎてリピートしようとまでは思わなかった。夕飯は旅館のビュッフェで頂き、夜は友人と薩摩揚げをアテににオンライン飲み会をしこの日は終了。