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天安門と故宮博物館 その2

大和殿

さて最後の安全検査を抜け(何回目やねん!)いよいよ故宮の中へ。門を潜ると開けたスペースへ。おぉ〜広い!広場と城壁のスケール感に圧倒される。今回はCtripでガイド付きツアーに申し込んでいたので集合場所へ向かいパスポートを渡してBluetoothのヘッドホンをもらう。パスポートがDeposit代わりになっている様子。海外在住者にとってパスポートは命の次の大事なものなので正直渡すのは不安があったが(ホテルのキーでも良いと言われたが自宅住みだしね)仕方なく預ける。

大和殿の広場

事前に予約していた観光ガイドと合流する。

大和殿の説明。大きな式典を執り行う場所だったようですね。

皇帝が通る道。皇帝はカゴで移動で自分では歩かなかったようだが(笑)

乾清宮 

次に奥に進むと出てくるのが明代の皇帝の寝室として使われていた乾清宮。ここには「正大光明」という標語(?)が掲げられていてみんなが写真を撮影していた。これは「私心を挟まず公正にあれ」と言う意味のようです。まぁでも当時の皇帝は神と等しい存在なので私心も何も全てが自分の所有物みたいなものだったと思うが。。。

説明書き

確かに寝室っぽいかな?立派過ぎますが。

正大光明

储秀宫   

ここは西太后が晩年最後を過ごした邸宅のようです。西太后って確か長生きだったんですよね。しかも老齢になって白髪もなく見た目も非常に若々しかったとか(それで彼女は小説などで「活ける妖怪」みたいな描かれ方されているのだとか)

説明書き

ここに座ってお茶とか飲んでたみたいです

立派な龍の置物

延禧宫

今回最後に見た場所で故宮の中で最も印象に残ったのがココ。清朝末期に国庫と鉄が不足し最後まで未完成のまま骨組みだけ残ってしまった建物。王朝や人が移り変わっていく中、この建物だけは当時そのままの状態で残っていてまるで時間が止まっているよう。なんかロマンありますね〜

異様な光景!

最後まで主を見つけられなかった建物。未完の美しさ。なんか魅せられる

説明書き

帰宅

最後はガイドからパスポートを返却してもらい帰宅。地下鉄着いてから観終わってまた地下鉄乗るまでには大体4時間ぐらいかかったかな。ガイドなしだともっと早く観られたとは思いますが。それにしてもさすが故宮、素晴らしかったですね。知り合い曰く天安門広場の国家掲揚もすごく感動するということなので、また機会を見つけて行ってみたいと思います!

帰宅時も雰囲気あるなぁw w wタイムスリップしたみたい。