2日目
昨晩の激しい飲み会の記憶が途中から全く残っていないが、朝起きたら無事宿泊していた宮崎市内中心のホテルのベッドだった。この日は結構時間がタイトなので、何とか9時すぎにホテルを出発。まずは今回の旅のハイライトのひとつである高千穂峡に向かう。
■高千穂峡
宮崎市内から高速道路乗って約2時間半ほどで高千穂峡に到着。最寄りの駐車場は満車で入れなかったため、第二駐車場に駐車。5分ほど渓谷を歩いて行くと、そこには写真でよく見る絶景が!滝が心地よい水音を響かせながら光の差し込みと共にエメラルドグリーンの渓谷に流れ込み、なんとも神秘的な雰囲気を醸し出している。滝近くに滞留している複数のボートも絵になる!宮崎は何度も訪れているが、正直あまり観光資源がなくグルメシティのイメージしかなかったが、高千穂峡を見て感動!(実際は熊本空港から違いのだが。。。。)ここは本当に日本人なら必ず行くべき観光地だと思いました。
■天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)天安河原(あまのやすかわら)
8月に三重・伊勢神宮参りした際に天岩戸を見たばかりなのだが、なんとここ宮崎にも天岩戸がある。結局三重版も宮崎版も「ここが言い伝えられている古事記の天岩戸じゃない?」という推測の元で独自に名乗っているのであり、どちらもこっちが本物という確証はどちらもないようだ。天安河原は天岩戸神社から歩いて12分ほど。八百万の神が集まってどうやって天照大神を誘き出すか相談した場所(実際は渓谷)と言い伝えられており、この一番奥に天岩戸がある感じ。ほぼ1ヶ月で三重・宮崎のそれぞれ2箇所の天岩戸を見学した私見から言うと、明らかに宮崎版に軍配が上がる。まぁ周囲に石が積み上げられていたり雰囲気作りされている感はあるが、こっちの方がなんか厳かで本物っぽかったです。
■白川水郷
さて高千穂の見るべき場所は全部やっつけたので、ここからは南阿蘇へ向かう。この日はあくまで高千穂メインなので、南阿蘇の観光場所にちょっとだけ立ち寄って、阿蘇北側にある黒川温泉へ向かう感じだ。最初に立ち寄ったのは白川水郷。サントリーの天然水は関東では「南アルプスの天然水」だが九州では「南阿蘇の天然水」というネーミングになっていて、ここはまさにその湧水が出ている場所になる。ここでは水を自由に汲めるようになっているので水筒持参で入る。(確か200円ぐらい入場料あり)中にはガソリンタンクで汲んでいる猛者もいて(地元民かな?)みんな水を汲んで持ち帰っている。ボトルを持っていなくても中で販売もしているので安心です。肝心の味はよく分からなかったが、多分美味しかったと思いますwww
■上色見熊野座神社
この日最後の観光。時間は既に15時半。宿で夕食取る関係で17時にはチェックインが必要だが、ちょっと間に合いそうにない。ここは長い階段が「異世界への入り口」などと呼ばれBuzzっている神社。確かに高い杉の木に囲まれた境内はちょっと薄暗くオカルトチックな雰囲気。長い階段を登り切って、さぁ帰ろうかと思ったらその奥にさらに山道が。。。さらに5分ほど急な坂道を登り、ようやく風穴に到着。穴は結構大きいが、以前中国でもっとスケールの大きいものを観たことがあったので感動はそこそこ。。。
■黒川温泉
さて少し時間は過ぎたが17時半頃に温泉宿に到着。今回お世話になったのは「御客屋(おきゃくや)」。歩行者が横すり抜けられないくらい狭い路地を車で抜け、何とか無事に宿に到着。ささっと一風呂浴びた後、夕食を頂く。今回はコロナもあるし、家族連れのところで一人ひっそり食事するのも寂しかったので、1,100円追加し部屋食に変更。料理は熊本の地元食材を使ったコースになっており大満足!肝心の温泉は清潔でお湯も良かったのだが、ちょっと水温が緩いのが物足りなかったなぁ、、、というか九州の温泉ほぼ9割お湯が緩いですね。もちろん故意に温度設定しているのだと思うが、安全面を考慮してかな????東北人からすると毎回物足りないです。この宿はサービスもなかなか目を見張るものがある。朝出発時に感動したのがレンタカーの窓ガラスを宿の方が綺麗に拭いてくれていたこと。こういう心使いありがたいです!さすが高級温泉は違うなぁと感心。