先日ネットバンキング振り込み金額限度額が小さ過ぎるので、設定を拡大しようと会社から一番近くの招商銀行の支店へ行く。受付の女性が端末で私の情報(おそらくは口座の金額も)を確認した後、突如白金卡(プラチナカード)の作成を今すぐ作れ!ぐらいの勢いで猛烈にPUSHされる。その日は他の用事もあってカードを作る時間はなかったので後日再訪問することを約束し微信を交換する。どうやら白金卡を作らせるとこの受付の女性にインセンティブ・ボーナスがあるのだろう。50万元以上の資産キープで継続保有できる銀行カードで無料で発行でき、ざっくりだが白金卡には下記のようないくつかのメリットがある。
1、色々な手数料無料→普段振込しかしないし元々手数料は無料。ほぼ意味なし
2、理財服务→中国の理財なるものは一切触れていないので意味なし
3、専任の理財経理→同上
4、プライベート受付→銀行に行く機会はほぼないが並ばずサービス受けれるのはメリット?
5、出国金融サービス→意味なし
6、空港でのファーストトラックサービス 2ポイント(月1ポイント取得なので年6回相当)
→これが一番の魅力。出張時や旅行時に時間節約のメリットあり。
7、ゴルフ練習場年6回仕様可能
→これもまぁメリットあり。100元/回とすれば年間1,200元相当のメリット
ということでメリット6、7のためにカードを作ることにした!!こういうのって他の銀行に乗り換えられないための施策なんだろうけど、面白いですね。日本の銀行間でもそういう競争があっても良いのに。きっとわざと横並びだし、こういう差別化を提案すると費用対効果とかすぐ文句つける輩ばっかなんだろうなぁ。。。