中国では年男は「本命年」と呼び不吉な年とされています。。。年初から能登の震災や羽田の飛行機事故など物騒が続いているが年男の私にも正月明け早々に事件が。。。
バンコク帰国後の腹痛
1月3日夜バンコク正月旅行から中国へ帰国。翌日はお休みだったがなんだか下痢気味でお腹の調子が悪い。。。まぁ胃腸が弱いのはいつものことだしバンコクで毎日タイ料理ばかり食べお酒も結構飲んでいたので特に気にしていなかった。1月5日に初出勤した午後、下痢とも違う腹痛が出他ので何かに当たったかなと思い、自分で抗生物質を買って服用。4日間ぐらい飲み続けたのだがイマイチ改善せずお腹が張っている感じ。。。抗生物質も効かないとなると医者へ行くしかないなぁと思い病院へ。今回お世話になったのは天坛の近くにある「天坛普华医院」以前も一度胃腸炎でお世話になったことのある外国人向け高級病院です。患者はほとんど中国人だけどね。。。
医者の診断結果
最初の問診と触診(お腹を何箇所か押される)でお医者さんから「これ多分阑尾炎(Lanweiyan)かもね。。。」と言われCTスキャンとエコー(中国語で超音と言います。超音波の意味)で診断することに。結果は事前の予想通り虫垂炎😭先生が「基本は切らないといけないけどどうしますか?そこまでヒドくはないのでとりあえず点滴で消炎することも出来るけどね」と言うので迷わず点滴を選択。点滴は時間がかかるためその場で即入院を勧められたがスーツで会社ちょっと抜けただけだったので、その日は4時間ほど点滴して帰宅する。
入院スタート
当初は3日間点滴必要と言われ昨日1日点滴済みだったので1泊2日分の服だけ準備して病院へ。まぁ1日3〜4時間の点滴なら仕事にそんなに支障ないかなと思っていたが、入院初日13時から点滴スタートし終了したのは23時。。。ほぼ10時間やん!!消炎剤以外にもブドウ糖など結局5本ぐらい点滴されたのが、この500mlのブドウ糖点滴が時間かなり長い!手の甲に打つのだが通常の速さで打つと血管がかなり痛い😢初日は結局食事なし。ただ栄養剤打っているからか食欲もなくそのまま就寝。。。
一泊二日のはずが。。。
元々この入院した週末はハルピン旅行予定で飛行機やホテルを予約済だった。水曜日から一泊二日の入院で木曜日夜には退院したら土曜朝から旅行を決行するつもりだった。ただ木曜朝の診察で最低でももう一泊、できれば土曜まで入院するよう医者に言い渡される。元々診察した初日も含めて3日間点滴すればOKと言っていたし服も準備していなかったので、医者とちょっとした口論に😤もちろん健康第一なので旅行なんてどうても良いのだが、もっと日にちが必要なら事前に言っておいて欲しかった。自分の考え過ぎかもしれないけど病院もビジネスなので、入院日数を稼いで儲けてやろう的な空気もややあり。。。文句言っても仕方ないので金曜日まで入院することに。点滴時間は毎日10時間超えだし食事も塩気のないお粥だけなので精神にも結構参ってしまった。。。
ようやく退院へ
金曜朝の診察ですでに下腹部の痛みは無くなっていたので、この日の夕方で退院OKに。正直金曜朝までは週末旅行に行こうと思っていたのだが、流動食で明らかに痩せているし体力の低下を感じていたので結局退院して自宅へ帰るタクシーの中で旅行はキャンセルすることに。飛行機はキャンセル料1300元を支払い、ホテル600元はキャンセル不可先払いの予約だったのがCtripで特別な理由でキャンセル出来るという特例条項があったので入院証明を提出し全額Refundしてもらった。不幸中の幸い!!帰宅後に体重測ったら2.5kgぐらい痩せてました。体脂肪は11%。これだけ痩せて体脂肪11%なんだからボディービルダーの6%とかどれだけ絞れてるんや!!
不安は残るが。。。
虫垂炎は盲腸の先っぽに異物・雑菌が混入し炎症する病気で、炎症を抑えたからといって異物が出て行くことにはならない。もし再発すれば次回は切らないといけないとのこと。(ちなみに中国では手術のことを「开刀」と言います。字の響きが痛そうで怖いね。。。)中国で手術するのも不安だし、将来例えば長期で旅行している際に再発する可能性を考えると正直怖い。どこかで長期で日本へ帰国して手術するという選択肢もあるんだろうけどね。。。とりあえずは再発しないことを祈って安静に過ごすしかないかなぁ〜将来的なFIRE&海外移住を考えている自分にとっては色々考えさせられる今回の入院体験になりましたね。。。やはり何より健康第一ですね。。。気をつけないと。。。